歯を理想の白さに近づけることができるのが、ホワイトニングのメリットです。

欧米では歯の健康のためならお金を惜しまないくらいとても身体の中でも重要視されていますが、日本は先進国の中でも特に歯に関する意識が低いといわれています。

しかしそんな日本でも、最近ではホワイトニングをする人が増え始めています。

ホワイトニングがもたらす良い効果について知ることができれば、今まで歯に無関心だった人でも興味を持ち始めると思われます。

ホワイトニングの種類と白くなるまでの期間

ホームホワイトニング

自宅で行うホームホワイトニングという方法はとてもメンテナンスが簡単で、歯医者にてマウスピースを作ってもらえばいつでもホワイトニングを行えます。

ホームホワイトニングは歯科で作ってもらったマウスピースに、歯科医院で使うよりも濃度の低い漂白剤を入れて、歯に浸透させて自宅で自分で歯を白くさせる方法です。効果が出るまでには1〜2ヶ月かかり時間が必要ですが、オフィスホワイトニングよりも白さの限界値を高めることができるのがメリットです。

費用もマウスピースの作成に1万円程度、ホワイトニングの薬剤が1本数千円ととてもリーズナブルになっており、自宅でメンテナンスをすることでより費用を削減しながら効果を得られやすいと言われます。そもそも自宅で行えば歯医者に通う必要もなく、必要な時に使用することができます。

例えばコーヒーやタバコは歯を黄色くさせやすいですが、そういった嗜好品を日常的に口にしている場合はすぐに色が気になってくることもあります。そういったときにホームホワイトニングを使用することができるので、定期的に自分でケアをすることができます。

オフィスホワイトニング

歯科医院で治療を受けるタイプのものをオフィスホワイトニングと言います。オフィスホワイトニングは結構な金額が必要になるため、あまり一般的ではありません。

こちらは医師の管理のもとで濃度の高い漂白剤(過酸化水素)とライトを使って行うもので、1回〜3回でしっかりした効果が出ます。短期間で白くしたい場合に利用されますが、色が戻ってしまうまでの期間も短いと言われているので、時間がかかっても長期的に白い歯を維持したいのであればホームホワイトニングの方がいいでしょう。

最近ではすぐに効果が出るオフィスと、白さの限界値を上げられるホームを併用するデュアルホワイトニングという方法も人気です。

どちらの方法にしても、一旦白くなっても色戻りしてしまう可能性はあります。

食べるものに気をつける

せっかく白くなった歯の白さを持続させるためには、いくつかポイントがあります。

まず歯が着色されやすいものは避けることです。白くした後は余計に着色されやすい状態になっているので、ワインやコーヒー、カレーなどの色素がつきやすいものは避けましょう。

ホワイトニングをした後の食事ですが、終了後30分は飲食を控える必要があります。30分経てば飲食も可能です。24時間経てば、歯の表面が元どおりになるので何を食べても大丈夫です。ただし、前述のコーヒーやカレーのような色のつきやすいものはできるだけ避けた方がいいです。

赤ワインはタンニンという成分が、歯の表面のカルシウムとくっついて着色します。赤ワイン以外には紅茶、烏龍茶、緑茶などの飲み物や、りんご、バナナ、柿などの果物に含まれています。いわゆる渋み成分です。

カレーには黄色色素のターメリックが入っていて、これが着色の原因になります。他に紫色素のアントシアニンを含むぶどうやブルーベリーなども避けた方がいいでしょう。

コーヒーはクロロゲン酸という加熱すると黄褐色に変化する成分が入っていて、これが歯に付着すると着色の原因になります。クロロゲン酸が入っている食べ物には、ヤーコン、さつまいも、ジャガイモ、りんご、ごぼう、などがあります。

他に意外な着色原因となりやすいのが、納豆や大豆などイソフラボンを含んでいる食べ物です。イソフラボンが歯の表面のカルシウムとくっつくと、着色原因になるので食事の時には気をつけ、あまり長い時間をあけずに歯を磨いてしまいましょう。

ただあまり神経質になると食事が楽しめなくなるので、ちょっと意識しておくようにするというレベルでいいです。

白さを維持する

歯の白さを維持させるには、歯磨きに気をつける、歯医者でクリーニングを受ける、というのもあります。

歯磨きはホワイトニング効果のある歯磨き粉を使ったり、ブラシの小さい歯ブラシを使って丁寧に磨くようにしましょう。

後は歯医者で定期的なクリーニングを受けて、歯石や歯と歯の間の汚れを取り除いてもらうといいです。汚れをきれいにしておけば、白さを長持ちさせることができます。

虫歯治療をした部分は白くならない

注意したいのが「虫歯治療をした部分は白くならない」ということ。いくら周りの歯を白くしても、虫歯治療痕のある歯が白くならなければそれがより目立ってしまいます。

そういった歯はホワイトニングで効果が出ることはないので、近年では歯の表面を削ってセラミックのチップを貼り付けるラミネートべニア、セラミックの被せものを被せるオールセラミック治療などで白く自然な歯を手に入れる方も増えています。