デンタルインプラントは、失われた歯を補うための治療法のひとつで金属などで出来た人工歯根を埋め込み、そこに人工歯を取り付けるというものです。



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インプラント治療のメリット

メリットとしては人工歯根を埋め込むので天然の歯に近い使い心地を得ることができます。

また従来のものは1本でしたが、近年は最低4本程度の人工歯根を埋め込み、そこに複数の歯を取り付けて固定するといった方法も行われています。

インプラント治療の安全性が向上

術式としては外科手術の分類に入り、歯科医院でも口腔外科に対応したところで行われます。

従来の方法では歯茎を切開して人工歯根を埋め込み、歯茎を縫合して人工歯根が定着するのを待ってから再び切開をして人工歯を取り付けるもので、2回の手術を受ける必要がありましたが、現在では1度で済ませるものもあります。

なお、どのような方法でも共通しているポイントとしては口腔内を清潔にする必要があり、行うさいには虫歯治療や歯周病治療を行った上でインプラントを行うことになります。

これらの手順を踏まずに行うと手術によって歯周病が悪化する場合や時間が経ってから歯茎に大きなダメージを与えるといったリスクがあります。

現在では症例数も多く国内のクリニックでも扱われるようになったため、一昔前と比べて安全性は向上しており、また治療方法も確立されています。

健康保険は適用外

インプラントは上手く定着すれば一生、天然の歯のような使い心地を得られるため歯を失うことによって失われる食生活の悪化を改善することができ、特に高齢になっても噛むことができれば健康にも大きく寄与します。

このような治療法ですが治療費は全額自己負担です。健康保険は適用されませんから非常に高額な医療費が必要とされます。

インプラントに必要な治療費はクリニックで変わってきます。格安の場合には1本あたり10万円以下で行うところも増えていますが、一般的には30万円から50万円程度が相場と言われています。

この医療費の違いは手術の方法や事前準備などによって変わってきます。格安でも手順を踏んで行っているところもありますが、多くは最低限の費用のみを提示しており実際に診察を受けると増えてしまうこともあります。

また格安の場合には1回の手術で済ませる方法が主流ですが、2回方式と異なり1回方式では人工歯根の固定が上手く行かないリスクがあるため注意が必要です。

いずれにしても、その後のメンテナンスなどの費用を考えれば、10万円以下で提供していても結果的には30万円から50万円は必要になるケースも多くあります。

一方で高ければ良いというものではなく、適正な価格であることも選ぶ際のポイントです。

医療費控除の対象になる!

インプラントは結果として10万円を超える医療費が必要になります。

これらは全額自己負担で、自費で負担しなければなりませんが、インプラントそのものは医療行為として認められているので、医療費控除の対象となっています。

医療費控除は年間10万円以上の医療費を支払った場合に一定の金額の所得控除を受けることができる制度です。

健康保険と異なって補助してくれるものではありませんが、税務署に申告することによってサラリーマンのような源泉徴収を受けている人であれば治療費の一部が還付されます。

また確定申告をする必要のある自営業者などでは納める税金を少なくすることができます。

医療費控除を受けるためには治療を受けた証拠が必要で領収書や通院にかかった経費などの領収書を取っておく必要があります。また医療費をローンなどで支払った場合でも医療費控除を受けることができます。

医療費控除を受けるためには、治療を開始した段階からこれら領収書などの証拠を保管しておく必要がありますし、必ず確定申告をする必要があります。